食の安全は徹底した衛生管理から
弊社は、皆様に豚肉を安心して食べて頂くため、様々な取り組みを行っております。

防疫対策

 弊社農場は、徹底した衛生管理を行っております。農場に入る車両や資材はすべて消毒し、従業員はシャワーを浴びてから豚舎に入ります。
 また、離乳期以降の子豚は、出荷までの工程でオールイン・オールアウトの管理を実施し、病気の侵入や伝播に注意しています。

管理棟(入口)
管理棟(出口)









管理棟玄関から入ってすぐにシャワーを浴びます
私物やお弁当なども殺菌してから持ち込みます









クリーンポーク生産農場とは

 弊社が所有する全農場は、(公社)新潟県畜産協会より「クリーンポーク生産農場」に認定されています。
 クリーンポーク生産農場とは、 高度な衛生管理手法(HACCP方式)を取り入れて家畜を飼養し、安全・安心な豚肉の提供に努める農場のことです。
 ※HACCP方式とは、アメリカで安全な宇宙食(加工品)を製造するために発案された食品衛生管理の方法を家畜の生産段階に応用した衛生管理手法で、製造工程中の重要な管理ポイントを常に監視し、すべての製品の安全性を保証しようとするものです。

飼料

 弊社の豚に与えている飼料は、全量JA東日本くみあい飼料より購入しております。
 JA東日本くみあい飼料の飼料は下記の特徴があります。
 品質マネジメントシステム「ISO9001」の認証取得・活用により、原料の受け入れから製品の製造・配送まで徹底した品質管理に取り組み、安全・安心な製品を生産者へお届けしております。
 阿賀北ファームで使用しているC段階飼料(4か月~出荷までの2か月間に給与する飼料)は100%エキスパンダーであるため、下記内容の肉質への影響が期待されます。
(※エキスパンダー:粉状の配合飼料を蒸気の水分と熱および機械的な加圧混練りにより、高温高圧加工した飼料であり、消化率が向上し、また糞量の低減効果があります。)

  • 消化率が向上するため胃腸への負担が軽減し、豚へのストレスが低減され健康に育つことが期待されます。
  • 消化吸収が良くなるため、デンプンの吸収量が向上し、デンプンから合成されるオレイン酸の量が増加することが期待されます。(※オレイン酸は肉の風味や柔らかさに良い影響を与えます。)
飼料タンクへ飼料の補給

主な飼料内容の紹介

■A段階飼料(概ね40日齢~70日齢までの間に給与する飼料内容)

  • とうもろこし
  • 玄米
  • きな粉
  • 大豆油かす
  • 魚粉
  • 乾燥ホエー

■B段階飼料(概ね70日齢~120日齢までの間に給与する飼料内容)

  • とうもろこし
  • 玄米
  • 末粉(小麦を加工したもの)
  • マイロ
  • 大豆油かす
  • なたね油かす
  • 米ぬか

C段階飼料(概ね120日齢~出荷までの間に給与する飼料内容)

  • とうもろこし
  • 玄米
  • 末粉(小麦を加工したもの)
  • マイロ
  • 大豆油かす
  • なたね油かす