飼育環境だけでなく、臭気・汚水の対策などを徹底し、農場周辺の住民の皆様に安心していただけるよう、環境への取組を万全にしています。
また、糞を堆肥として農家様に無償提供しています。

臭気・消臭対策

養豚経営をする上で、豚の排泄物が毎日出ることにより、臭いも発生します。
関係機関等と相談し、より臭気を抑える取り組みを行い、地域周辺住民の皆様になるべくご迷惑をおかけしないよう、今後も努めて参ります。

具体的対策

足元がすのこ状になっています

豚舎施設では、全面スノコを採用して糞尿分離方式(糞と尿が混じると水分が多くなり悪臭が発生しやすくなるため、早期に分離させる)にて臭気の軽減を行っています。また、糞尿は早期に搬出し、豚舎内の洗浄・消毒管理を徹底しています。

堆肥処理施設では、チップ脱臭(樹木のチップはアンモニア除去能力があります)と、シャワーリング脱臭(脱臭フィルターに散水して、自然界に常在する微生物を繁殖させ臭気の分解消臭を図ります)にて臭気の軽減を行っています。 薬品を使用していないため、環境への負担を低減できます。

熱処理で発生した臭気を
木材チップの層を通して軽減させます。
水分を含んだフィルターを通します。










汚水浄化対策

浄化槽

豚の尿や豚舎清掃後に出る水など、豚舎から出るさまざまな汚水は、浄化槽等で適正に処理を行い河川や用水路に放流します。





リサイクル

糞を熱処理し発酵さて堆肥になります

豚舎から出る糞は、コンポという機械で発酵・乾燥し堆肥にします。
堆肥は、近隣農家の方などへ無償で提供しており、水田や畑に散布されております